まずは、資金が無いと始まらない。私は投資を始める際に、まず第一に、自分の生活の中の無駄を見つけ削減していこうと決めました。そして、そのコストカットをした分を全額投資に当てるのです。元々は無駄に消えていたお金ですから、もしも損してもそこまで痛みが無いと思います。

何故、最初からコストカットの話をするのか？効率が良いからです。自分の会社に置き換えてみてください。10％売上アップはかなり難しいですが、コストダウンによる利益確保の方が格段に早く着手でき、効果がでます。

例えば、毎日100円の水を買うのをやめてみる。それだけで単純に年間36,500円のコストカットになります。

年間36,500円の不労所得を得ようと思ったら、利回り５％の株式であれば73万円分を買わなくてはいけません。73万円の株を買うのと、100円の水を毎日我慢するの、どっちが楽でしょうか？答えは明白です。

でも、私たちの目標は豊かな生活を送ることなはず。喉の渇きを我慢するのは本末転倒です。

そう、気分が上がる水筒を買えばいいんです。私はこれに気づいて3500円の水筒を買いました。ちょっとオシャレな水筒です。水筒としては高いかも知れませんが、気分もよく毎日100円のコストカットができます。私はたくさん水を飲むほうなので、１日２本は500mlペットを買ってました。これだけで73,000円のコストカット。利回り５％の高配当株を146万円分買ったことに相当します。

同じような考えでタバコもやめようと思いましたが挫折しました。自分の中で、辛く無く我慢できるもの、代替えできるものに限って実施してください。それが長く続けられるコツだと思います。

水筒から始まったコストカットですが、私はお昼を夕飯の残りで作るお弁当にしました。料理が比較的好きだったのでこれも続いています。（基本的に料理は私が作る）今まではずっと外食でお昼ご飯を済ませてました。平均約1,000円ほどです。

つまり、水代と合わせて毎日1,200円のコストカットに成功したのです。これは年間438,000円に相当します。これを年利５％の高配当株による不労所得で得ようとしたらなんと876万円分の株式を投じないといけないんです。コストカットの凄さ、わかっていただけましたでしょうか。

もちろん、最初から原資金があった方が早くお金持ちになれると思います。しかしながら最初は皆素人。猛者が集う市場ですぐにハイパフォーマンスが出せるとは思えません。少額から始め、実弾を投じながら、スキルアップをしていけば良いのです。「実弾を投じる。」というのがポイントです。

本気にならないんですよ。本気に。

初心者の私はそのコストカットした原資を元に、積立NISAで投資信託を購入することにしました。ちょうど40万という積立NISAの年間上限額とニアリーだったこともいいことに。

おすすめはSBI証券です。何故なら、毎日積立ができるからです。毎日自動的に買い付けてくれるんです。最強のドルコスト平均法が取れる。しかも、コストカットした分を投じるわけですから、毎日頑張った分が目に見えるようになります。

そして、かなりローリスクです。まずは、コストをカットしてその原資を投資してみる。この一歩を踏み出しましょう。

口座を開設するのが面倒くさいと言い訳したり、興味があるのに怖くて行動しないなどが、一番ダサいと思います。

まずは動く！やってみる！何故なら、将来優雅に暮らしていくためだから！！